ぱせり倶楽部

blog 2006.7.4~2018.8.1

天と地の方程式3

天と地の方程式3(完結) 富安陽子

古事記引用の和製ファンタジー
カンナギ「巫」に選ばれた者が7人集まった。
「聞く者」「唱える者」「奏でる者」「閉ざす者」「見る者」「知る者」「告げる者」
太陽と関わりあるカクレドの出現位置、そしてほころびを見つけて解明する。
先触れはあった。黄泉ツ神を封じるべく、天ツ神の言葉に、想いに気づけ。

天と地を結べ
天音を唱え 黄泉ツ神を招け
天音を奏で 黄泉ツ神を送れ

子どもたちの描写が今どき。よく観察してるなあ、作家ってすごい。
序盤からの伏線がすごくて、それをこう使うのか!と驚く。
祭詞も出てくるけど、重要なのは方程式だった。

やっぱ富安さんの本は、読み応えある。