ぱせり倶楽部

blog 2006.7.4~2018.8.1

核家族の弊害

ここのところ親父の件で介護関係に触れているのと、
演劇コミュニケーションワークショップで、介護についてやったのもあって、
核家族の弊害について考える。

子供たちと老人の住まう家は、世代間交流とコミュニケーションの勉強になる。
それを知らない核家族の世代が、社会に出て初めてそれらと対面するって大変だ。
友達との意思疎通ができなくていじめが生まれたり、
新入社員として、社内や社外の人と意思疎通ができなかったり、
それらによって病んだり、辞めたり。

学校がどこまで教育するのか、それは家庭の問題なのか、は、さておき、
問題なのは、コミュ障と言われるコミュニケーション障害の人がいるってこと。

なぜってね。

世の中は(行政は)地域包括ケアシステムだの、自助だの協助だので動いているわけ。
たぶん上が先走っていて、深く浸透していないところも問題だとは思うのだけれど、
団塊の世代が75歳以上となる2025年をめどにいろいろ進んでいる(たぶん)。

行政に近いところにいるとよく聞く、地域包括ケアシステム、自助・協助は、
今のところ地域を動かしている自治会の、定年退職したシニア層の人がよく知っているはず。
ようは、地域にあったケアシステムで、地域の人達でシニアを支えていこうというシステム。
システムの名前は決まっているけども、中身は全然決まってない。
中身は地域に委ねられているから。

地域づくりに若い層が参加してくれたらなと思う。
比較的若い層で構成されているPTAが、PTAだけでなく自治会にも関わってくれたらいい。
私には子供がいないのでPTA活動はまったくの謎なんだけど、
やっぱりPTAの仕事だけでも大変なんだろうな。
自治会は自治会、PTAはPTAという感じだと、よくないんだよ。
そこはうまく交わっていかないと、地域を動かせる若者が担えない。
地域を動かせる若者という人材確保が優先課題。

そしてその地域を動かせる若者が先導きって、他の若者を巻き込んでいかないと、
地域包括ケアシステムなんてうまく回らないと思うんだ。

だってね。

結局のところ、シニアが多くなって振り回されたり苦労するのは、子世代だから。

いくら高齢者の人数が多くなって、施設が足りなくなって、人員が足りなくなっても、
当人たちは老いたりボケたりいなくなってゆく。
支えるのは、私たち子世代だから。

地域包括ケアシステムで、地域の人がみんなで助け合うなんて言ってるけれども、
あなたは自分の親を、親戚を助けることはできますか?
それはもう目の前に、突然に来るのです。
恋愛のように楽しい時間でもないし、
結婚式のようにどきどき楽しく準備できるものでもない。
しかも、地域の他人までも助けろと言われる。

そんなことを、あなたは考えたことがありますか?

いまは脳梗塞で施設に入所した、自分の親のことでせいいっぱい。
だけど、そのうち核家族が参加しやすい地域コニュニティ、
誰でも受け入れやすい地域についても考えていきたい。
その結び目になれるといいとは思うけど、私はなにができるんだろう。



ああでも、休職中のだんなと、受験勉強でも頭がいっぱい・・・。