ぱせり倶楽部

blog 2006.7.4~2018.8.1

がんのち晴れ

いまごろ読了。
以前にも紹介したと思いますが、新潟の着物友達が書いた本です。
あとに、彼女と一緒に着物で一泊旅行した友人T女史とも話しましたが、
あの旅行のあとあたりからがんばっていたんですね。
彼女とは中学の同級生だったことも発覚して、なんどか着物で楽しんだことがあります。
本を読み終え、こんなにも想いの強い人なんだなあと、知りました。



人間というものは、性別が違うと、全く違う生き物です。
生物として違いがあるうえに、さらにそこに入っている魂は個性様々で、
同じ人というのはいません。考え方も千差万別。
同じ年で、同じ中学校に通った、とか、着物が好き、とかは、偶然の一致。
その偶然の一致で出逢える人というのは、なんたる奇跡か。

そして、話して伝えるということの大事さをあらためて思いました。
自分には必要ないと思うことでも、他人には必要であるかもしれない。
もしかしたら、親父の詐欺話も、ヒメの介護話も、繰り返した葬儀話も、誰かには必要かもしれない。
もしかしたら、私の日常も、私のつらつら綴る考えも、誰かには必要かもしれない。
なんてね。

向かいあって、言葉を音にして話し伝えられたら一番いい。
そのときの視線、抑揚、しぐさなど、伝える情報量が増えるから。
でも、こうやって書き留めることも大事なんだろうな。

私は想像力が強すぎるのか、いろいろツライ内容でしたが、
それでもこの本を書いたのが友人でよかったです。彼女の想いが知れてよかったです。