ぱせり倶楽部

blog 2006.7.4~2018.8.1

灯台下暗し

「新潟ってすごいよ」ってつぶやいたら、思わぬ反響でした。

私は自治協議会委員の公募選考レポートのときに、
よそもの視点で、区の活性化に、もの申せる逸材です!というようなことを書きました。
それから2年間、区議会とも例えられる自治協議会で、
かわら版編集や、はては第1部会の副部会長になり、
「あきはくはつものがたり」というポータルサイトの立ち上げを仕掛けたわけです。
薬科大学と商店街の連携を取るための会議にも参加しました。
2年の間、まあちょこちょこと新聞地方欄に載ったりしてましたね。
んーすでに過去の栄光。
震災復興チャリティーイベントも主宰をして、あれこれ立ちまわったわけですが、
なんだろう、そこに居るってのは恐ろしいもので、慣れるんですよ。
そういう満ち足りた環境に居たことに、慣れてしまうんですね。

長野に来て、新潟と比べてばかり。苦笑

いや、長野も長野でいいんです。
この1ヶ月という短期間の間に、いいと思うところがどんどん増えてきてますもん。
でもね、新潟で繋がった縁の、ものすごく濃かったこと!
あちこちであるあらゆるイベント、それにたずさわる人達、宝の山です。
長野で見つけては、ああ、これもう新潟でやってたけど?って思うことを見つけるたび、
新潟を想うのです。

「新潟ってすごいよ」

道路がいい。新潟は平らだし、車必須だからね。
鉄道でsuicaが使える。これ意外とすごいことらしいよ。
ある程度都会だ。市内の繁華街は分散気味だけど、政令指定都市だし。
各県外地域へのハブになっているので行きやすい。新幹線で首都圏へ2時間、航路も豊富。
三条製品をあちこちで見る。工芸品の営業力がすごいってことかな?
市民有志レベルでやっていることがすごい、というか動いている人が多い。などなど

ああほんとに、もっと対外的に、広報がうまかったらなあ。
発信力はやっぱり課題。
マスコミにしろ、アナログで紙面にしろ、インターネットにしろ、どれも大事。
だって、受け手がすべてを網羅しているわけではないので、全てに手をうった方がいい。
新聞とってるお父さん、テレビ見ているおじいちゃん、ネットばかりの若人、
それからSNSは便利だけれど、SNSに頼らないものがいい。
とりあえず私は「新潟と繋ぐ人」だな。

1年後には「長野ってすごいよ!」って言うほど、長野の濃い友達できてるといいな。