ぱせり倶楽部

blog 2006.7.4~2018.8.1

ワークショップ参加4回目

「えんげきワークショップ・ファシリテーター養成講座」
月に1回のワークショップも4回目。
そういえば副題がついていました。

演劇をつかったワークショップ体験①コミュニケーションワークショップ
演劇的な手法を活用し、他者とうまくやっていくための
コミュニケーションについて考えよう

いままでは「演劇をつくる」ワークショップを体験して、
参加者とコミュニケーションを取ることを学んできたのですが、
今回は演劇的な手法を活用して、そこからコミュニケーションについてを学びます。
うーん微妙な表現だ、分かりづらい。

具体的には、
演劇の中に「すわって本を読む人」という登場人物を配置。
この人を、コミュニケーションの力で、90秒で席を立たせるのが目標の寸劇をします。
本の人は、本を読むだけの人。それ以外なにも決まってません。
会話の受け答えはします。立たせる気持ちにさせるのです。
場所の設定も、関係性もすべて、本の人以外が表現します。
ただし、話をできる人が1人、話ができない人が1人、舞台上には本の人と3人で展開。
5つのグループで創作です。

1人気のラーメン屋に並ぶラーメン巡り好きな本の人、店員と客
2願いをかけに来た受験生の本の人、友人と願いを叶えるまじないをする人
3合コン待ちのゼクシィ読む本の人、合コンのりのりの人と自分大好きな人
4子供がいる脇で本を読む人、面倒みるのに飽きた人と怪我しちゃう赤ん坊
5電車の中で本を読む人、席を探す老人と車掌

本の人が、どんな場所で、どんな人物なのか、自分のキャラクター像ができあがれば、
そのシュチュエーションに応じて、席を立つこともあるかも。
私は5の席を探す老人を演ったんですが、
私のグループは、本の人とあまり会話がなく、
シュチエーション=状況だけで立たせるのは難しかった。
けっきょくこの中で、経ったのは1のラーメンの話だけ。
それも、本の人がラーメン好きだったからというオチつき。
つまり、誰が本の人をするかで、結果が変わってくるのです。うわあ難しい。

本の人=ファシリテーターとして存在しているのだとか。
他者とどうコミュニケーションを取るのか、自分の色パーソナリティーと、
三者の目としてフカンしてみる部分と、双方が必要なのだということ。
奥が深すぎる・・・。

でも自分達のやることに、どうやったら人を巻き込めるのか。
さまざまな性格の人がいるということ、そんなことが分かった1日でした。
演劇を見ながら、自分がこの役ならどう対応するか、想像しやすくていい。
「演劇を使う」ってこういうことなんだなと、気がつくのでした。
自分のことだけ一生懸命になると、まわりが見えなくなるぱせりは、
ファシリテーターとして動けるのでしょうか??
「あなたは人形よマヤ、まわりを見るの!」 <古い。ちょっと違うし。

次回は災害が起こったときの対応を体験的に学びます。
そういえば、ちかぢか新潟で、防災セミナーで、友人が演劇上演するってあったな。
それみたいなものかなあ・・・。

11月26日(土)新潟市のユニゾンプラザ『親子向け防災セミナー』
劇団「座・未来」による演劇「防災って何?~演劇で知る防災~」も上演。
劇団メンバーによる、芝居あり、歌あり、
クイズありの防災エンタテインメントに仕上がっています!とのことですよ。